昨年12月に楽天が運営する個人出版サービス「kobo ライティングライフ」に登録したのですが、出版できるコンテンツがなく、しばらく放置したままでした。
ですがこのたび、知り合いから「小説を書き溜めてる人がいる」という情報を得まして、さっそく紹介してもらい、ライティングライフへのテスト出版用にコンテンツを提供していただけることになりました。
EPUB の作成には「でんでんコンバーター」を使用
今回は EPUB ファイルの作成に、以前にも紹介した「でんでんコンバーター」を使用させていただくことにしました。
EPUB の作成では「Hagoromo」というソフトも試してみたのですが、タグで文章構造を定義できないのはやはりちょっと不安なのと、OSを問わず無料で利用できるという点を重視して、今回は「でんでんコンバーター」を選びました。
本の構成を考える
著者が提供できる小説は短いもので2千字、長くても3万字程度ということでした。3万字というと文庫本にしておよそ40ページ前後のボリュームです。これではちょっと購入者に申し訳ないという著者の意向もあり、今回は持ち合わせている短編をいくつか集めて1冊にすることにしました。短篇集というわけです。
現在、新たに書き下ろしてもらっている作品もあるので、全体のボリュームはまだ未定です。
ジャンルは「小説・エッセイ」ということになります。楽天のkoboでは出版時に以下から(3つまで)ジャンルを選ぶことができます。
漫画(コミック)
小説・エッセイ
ミステリー・サスペンス
ビジネス・経済・就職
語学・学習参考書・資格
人文・思想・社会
ノンフィクション
科学・医学・技術
PC・システム開発
美容・暮らし・健康・料理
ホビー・スポーツ・美術
旅行・留学・アウトドア
エンターテインメント
絵本・児童書
写真集
アダルト
価格を決める
kobo ライティングライフでは販売価格とロイヤリティ(印税)の関係が以下のようになっています。
販売価格 80円〜298円 ー> ロイヤリティ 45%
販売価格 299円〜100,000円 ー> ロイヤリティ 70%
著者としては「なるべく安く設定して、できるだけ多くの人に読んでもらいたい」という意向だったのですが、将来的に Amazon の Kindle でも出版できるよう、Kindle の最低価格である 99円で出版することにしました。したがって、kobo でのロイヤリティは 45% になります。
ライティングライフの設定画面によると、100円でも99円でもロイヤリティは45円になるようです。
さて、今回はここまで。次回は実際に原稿に手を入れていきたいと思います。