電子書籍で使う写真の被写体を引き立たせる方法

今回は電子書籍のページ内で使う写真の撮り方について紹介します。例えば、自分が書いた電子書籍の中で、文章による説明を補助する目的で写真を使うこともあると思います。そのようなとき、せっかく載せた写真が「何を説明しているのかよくわからない」状態では意味がありません。

※電子書籍用という前提で話を進めますが内容は一般的なものなので、ブログなどの写真にも応用できます。

電子書籍はモノクロで再生されることも多い

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電子書籍を読むための機器を電子書籍リーダーと呼びますが、いま注目されているのが電子ペーパーという技術を採用したリーダーです。ただ、この電子ペーパーはモノクロ表示が一般的で、カラー版が登場・普及するにはまだ少し時間がかかりそうです。

上の写真は2012年に楽天が発売した Kobo Touch という電子書籍リーダーで、画面表示にはEインクという電子ペーパーの技術が使われています。少し古い機種なので解像度も最新のものほど高くなく、画像が多少荒く見えることもあります(もちろんモノクロ表示です)。ですが、こういった古い機器で読まれる可能性も決して低くありません。

また、スマートフォンなどの小さい画面で読まれる場合もありますから、小さくても何が写っているのかわかりやすい写真にしなければなりません。

被写体をなるべく大きく撮る

では、具体的にどういう写真が望ましいかというと、まずは「写真は被写体をなるべく大きく撮る」の記事で紹介した内容を実践していただければいいでしょう。
https://suzumi-ya.com/epub/post-72/

例えば、以下のような記事があったとします。

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私が小学生のときにはじめて買った GAME & WATACH がこの「パラシュート」です。ワイドスクリーン版の第1作目となる製品で、画面の下に「WIDE SCREEN」と書いてあるのが写真でもわかると思います。

いかがでしょうか。「写真でもわかると思います」と書かれていますが、残念ながらこの写真ではわかりません。

このように写真自体が小さくなる場合は、見せたいものがなるべく大きく見えるようにする必要があります。
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これが、被写体をなるべく大きく撮る、ということです。

余計なものは取り除く

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これは文章の書き方にも通じるところがあるのですが、何かを伝えたいときには余計なものはなるべく排除するべきです。例えば、GAME & WATACH について説明する画像が上の写真だった場合、人によってはゲーム機よりも右上の缶コーヒーに目がいってしまいます。これでは説明カットの用をなしません。

「写真は引き算」とよくいわれますが、いったん仮の構図を決めたら、そこからいらないモノをどんどん引いていきましょう。

テーブルの線を消す方法

少し大きな被写体をテーブルの上に置いて撮影すると、部屋のゴチャゴチャしたものが背景として写り込んでしまうことがあります。これは明らかに「余計なもの」です。このような場合には、テーブルを壁いっぱいまで近づけて壁とテーブルだけが背景となるようにします。

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ただそうした場合でも、今度はテーブルと壁との境目の線が気になることがあります。また、壁やテーブルが無地であればいいのですが、そんなに都合のいい条件がそろうとは限りません。

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そのようなときは、文具店やホームセンターで大きめの模造紙を買ってきて、上の写真のように壁からテーブルに垂らしてください。テープで軽くとめるだけでいいです。壁とテーブルとの境目で模造紙がゆるやかなカーブを描くように垂らすのがコツです。

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こうすれば、テーブルと壁との境目が目立たない、すっきりした背景にすることができます。簡単でコストもそれほどかかるものではありませんから、ぜひ試してみてください。

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