小説などの文芸書を書く場合はあまり必要ないかもしれませんが、写真をはじめとしたイメージ(画像)も読者の気を引く重要なポイントです。
良い写真を撮るコツはいくつもありますが、あまり難しいことは考えたくないという方も多いと思います。そのようなときは、とにかく「明るく撮る」「大きく撮る」という2点に気をつけてみましょう。
これは一眼レフであろうが、スマートフォンに内蔵のカメラであろうが同じことです。なるべく明るい場所で対象にできるだけ近づいて撮れば、写真の魅力はグッとアップします。
被写体がはみ出るぐらい大きく撮る
上のテナガエビの写真はストロボを使ってますので明るさは十分ですが、被写体であるエビがちょっと小さいです。
被写体というのは写真の中の主人公のことです。この場合、主人公はもちろんエビで皿やテーブルは脇役です。ですが、写真全体におけるテーブルの占める割合がちょっと広すぎます。
そこで、エビをもっと大きくすると以下のようになります。
どうでしょうか。ずっと良くなりましたね。
今回は同じ写真を切り抜いた(トリミングした)だけですが、撮る段階で被写体に近づいたり、ズームアップしたりすることで、写したいものを大きく撮ることができます。
ポイントは、「全部入れなくてもいい」ということ。皿の端がだいぶ欠けてますが、これぐらいでいいのです。
文章も写真も余分なものはどんどん削っていきましょう。