記念写真を撮るときは、なるべく銅像から離れた方がいい

別に銅像でなくてもいいのですが……。
上野の西郷さんやお寺の建物、動物園のキリンといった、ちょっと大きなモノと一緒に記念写真を撮るときのコツを紹介します。

写真の中の主役は誰か?

よくある記念撮影の流れは以下のとおりでしょう。

アルテイシア「あら、徳川家康の像だわ。ツイッターにアップするから写真撮ってくださらなくて?」
キャスバル「いいだろう。ならばアルテイシアは家康公の隣に立ちたまえ(しかし、家康公を全部入れるには、もっと下がらねばならんな)」
アルテイシア「兄さん、そんなに離れなくても…」
キャスバル「まだだ。まだ収まらんよ」

……といって撮れる写真がだいたい以下のようなものです(セイラさんを期待していた方、スミマセン)。

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これでは人物の顔が小さくて、表情がよく伝わってきません。原因は家康公をすべて写真に収めようとカメラが被写体から離れてしまったことにあります。

観光地で記念写真を撮る目的は人それぞれですが、写真の主役はやっぱり人物だと思います(もし銅像の写真が欲しいのなら売店で絵葉書を購入することをおすすめします。プロが撮ったキレイな写真が手に入るでしょう)。

では、人物を目立たせるにはどうすればいいか。

人物は銅像ではなく、カメラの近くに立つべし

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これは上の写真を撮ったときの、銅像と人物とカメラの位置を捉えたものです。家康公をすべて写真に収めようとしてカメラが離れてしまったのは良しとします。問題は人物の位置です。

みなさんなぜか銅像に寄り添いがちですが、こういうときは銅像から離れてカメラに近づくのが正解です。

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この位置関係で撮れたのが以下の写真です。

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いかがでしょうか。人物が大きくなって表情もよく見えるようになりました。また、背景などの余計な空間が占める割合も少なくなり、写真のインパクト(メッセージ性)も強くなったと思います。

ポイントは「写真は被写体をなるべく大きく撮る」でも述べたとおり、「全部入れなくてもいい」ということ。人物のつま先から頭まですべてが写っていなくてもいいのです。

さらに、人物をカメラに近づけると以下のようになります。

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実際の撮影現場における問題点・課題

以上でおおよそのコツはご理解いただけたと思います。仲間と一緒に観光地を訪れ、代わりばんこで写真を撮り合うときにはぜひ参考にしてください。

しかし観光地で多いのが、「スミマセン、写真撮ってもらってもいいですか」というシチュエーション。自分が撮る場合でも撮られる場合でも、上の撮り方を相手に理解してもらうにはちょっと苦労します。

撮ってくれと頼まれた場合

15011410観光地で他人からカメラを渡されて写真を撮る際、「(待ってました。最高の写真を撮ってやるぞ)」と意気込むあまり、ファインダーを覗きながら「もっと前に出てきてください。もっと。もっとです!」と必要以上に相手に指示を出してはいけません。

すると、「(このひと大丈夫かしら)」「(変な人に頼んじゃったなあ)」と思われて、せっかくの親切心が台無しとなります。

結局こちらも、「(どうせ相手は写真の質なんか期待してないだろ)」「(オレの写真じゃないからどうでもいいや)」と不本意ながらも人物を小さく撮ることになります。

撮ってくれと頼む場合

反対に、他人にカメラを渡して自分を撮ってもらう場合は、被写体が自分であり、写真のデータも自分のところに残りますから、妥協せずに撮ってもらいたいと強く思います。

そこで、カメラにグッと近づいて立ってみると、カメラを構えた方は「(なんだこいつ)」と思いながらも「あっ、もうちょっと後ろに下がってください」と言い出したり、何も言わずに自分から離れていったりするものです。

それでも強引に「いえ、これくらいの距離でいいんです」と言い張ります。
「でも、これじゃ家康公が見えなくなっちゃいますよ」
「大丈夫です。それでいいんです」
で、撮ってもらった写真が以下のようなものに。

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このあたりが記念写真をうまく撮る際の難しいところだといえます。

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