電卓機能付きのテンキーパッドを買ってみた

コラム

最近、経理の仕事だとか財務データの集計といった仕事が増えてきて、パソコンで数字を打つ機会も多くなりました。使用しているキーボードにはテンキーが付いていないため、これまではアルファベットの上に並んでいる数字キーを一生懸命使っていました。

ところがこれがけっこう使いづらくて往生していたため、意を決して「Magic Keypad & Calculator」というテンキーパッドを購入しました。今回はその紹介です。

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アップルのキーボードを意識したデザイン

今回購入したのはAmazonで「Cateck アルミBluetoothワイヤレススマートテンキー兼電卓コンボ」という名前で販売されていた商品。私が購入したときは4,999円という価格でした。

Bluetooth接続のワイヤレス・テンキーパッドに普通の電卓の機能が付いたものです。バッテリー内蔵型と単4電池使用型の2種類がありましたが、Amazonのレビューを見ると「購入後、1回充電分しか使用できませんでした」とか「初期不良で充電もできなかった(T . T)」といったバッテリーがらみの不具合が報告されていたので、私は電池式にしました。単4型のエネループがたくさん家にありますし。

デザインはアルミ製の銀色ベースに白いキートップを配し、Appleのキーボードを意識したものとなっています。テンキーなしの「Magic Keyboard」にピッタリ合うということでしょう。 私は「Magic Keyboard」を使用していないので、ここはあまり関係ありませんが。それでもカッコイイに越したことはないので、それなりに満足してます。


(↑ 上の写真は充電型)ちょっと気になるのが、製造元がはっきりしないというところ。Amazonのサイトでは「Cateck」と書いてありますが、送られてきた商品のパッケージや説明書には「Cateck」とはいっさい書いてありませんでした。まあ、いろいろと事情があるのでしょう。ちなみに中国製です。

注目は普通の電卓としても使えるところ

テンキーパッドというだけならもっと安いものがたくさんありますが、今回私が条件としていたのは以下の項目。

 ・Bluetooth接続であること
 ・MacOSでちゃんと動作すること
 ・電卓機能が付いていること

特に電卓機能。これまではパソコンを開きながら必要なときに電卓を引き出しから出して使うことが多々ありました。スマホにも電卓アプリはありますが、スマホのカバーを開いて、アンロックして、電卓アプリを起動して……とやってるぐらいなら電卓を出した方が早いのです。また、物理的なキーがあった方がブラインドタッチもできるし、数字を打つのには断然こっちの方が早い。

その点、テンキーパッドなら常に机の上に出ている状態なので、引き出しを開ける必要もなし。[Mac / calculator]というキーを押すだけで、テンキー機能と電卓機能が簡単に切り替えられます。

さらに便利なのが計算結果をパソコンに送る機能。電卓機能で計算したあと[send]キーを押すと、パソコン側でアクティブになっているテキスト欄に計算結果の数字が送られます。

昨年度の売り上げは 86,559,846円。
これを月平均で表すと 7,213,320.5円/月となります。

といった報告書をワードで書くときなど、手元で計算した数字をコピペ感覚でパソコンに飛ばせるのでタイプミスもなく、とても便利です(3桁ごとのカンマは自分で追加しなければなりませんが……)。

そのほか私の仕事で改善されたところ

上に挙げた便利な機能のほかにも、今回のテンキーパッド購入によって私の作業のいくつかが劇的に楽になりました。こんなことなら、この商品に限らず、もっと早くテンキーパッドを導入しておけばよかったと後悔しています。具体的に改善されたのは以下の点。

 ・「ひらがなモード」で数字を打ってしまう間違いがなくなった
 ・日本語と数字でいちいち入力モードを切り替える必要がなくなった
 ・「+(プラス)」を使うときに、シフトキーを押す必要がなくなった(アスキー配列の場合)
 ・数字を入力するたびにキーボードに目を落とす必要がなくなった(ブラインドタッチ)
 ・引き出しから電卓を出す必要がなくなった

などなど。あまりにうれしくて、ブログ記事にしてしまいましたが、今後も継続して使用していくなかで気づいたことがあれば、また報告したいと思います。

(2018.09.05 追記)

半月ぐらい使ってみての感想ですが、特に不便することもなくちゃんと使えてます。ただ、これは人それぞれの好みかもしれませんが、私の場合はもう少しキーの高さがあった方が打ちやすいと感じました。上の写真の右がテンキーパッドで左が普段使っているキーボードなのですが、けっこうキーの高さに差があります(左:約2mm/右:約1.2mm)。キーを打った感じも、もう少しメリハリあるといいですね。

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