朝日新聞社のクラウドファンディング「A-port」がスタート(してた)

朝日新聞社がクラウドファンディングのサービスを始めたそうです。

私たちも現在他社(READYFOR?)のクラウドファンディングを利用しているのですが、朝日新聞さんがその告知をしてくれるついでに「自分たちも始めました」と宣伝してしまってます。なかなか確信的でかっこいいッス、朝日さん。

「A-port」は「購入型」のクラウドファンディング

さて、この朝日新聞のサービス「A-port」は、クラウドファンディングのサービス形態としては「購入型」という種類に分類されます。

私たちが利用している「READYFOR?」も同じ「購入型」に分類されますが、「購入型」というのは、あるプロジェクトに賛同して支援をする際に単にお金を寄付するのではなくて、モノやサービスを購入するという形で支援するという方式です。このモノやサービスを一般的に「リターン」と呼びます。

例えば、「10,000円支援してくれた人には、オリジナルTシャルをお送りします」といったメニューが用意されていたりします。これを「10,000円でTシャツを購入した」と解釈するわけです。

手数料はオール・オア・ナッシング型で20%

クラウドファンディングで資金を集めたいという人が注意すべき点のひとつが、運営会社に支払う手数料です。朝日新聞社の「A-port」ではオール・オア・ナッシング型で20%という手数料をとるそうです。オール・オア・ナッシング型というのは、あらかじめ設定していた目標額に支援が達しなかった場合、すべて「なかったこと」になるというシステムです。

例えば、ご当地キャラの着ぐるみ製作費として100万円を募ったとします。ところが定められた期限までに98万しか集まらなかった場合、このプロジェクトは失敗ということで支援金は「0円」となってしまいます。

仮に、100万円を募ることに成功したとしても、自分たちの元に振り込まれるのは20%を差し引いた80万円だけです。

そこから、上で紹介した支援者への「リターン」も用意しなければなりません。例えばTシャツを送るのであれば、支援してくれた人数分のTシャツを作成するのにそれなりの費用がかかるわけです。

そうなると結局自分たちの手元に残るのは60万円ぐらいになってしまうこともあります。

では、それを見越して最初から目標額を170万円にすれば100万円ぐらい残るのではないかと思われるかもしれません。しかし、目標額が高くなればそれだけ達成させる難易度も高くなります。さらに、「着ぐるみを作るのに170万円ってちょっと高過ぎね?」と支援者に対して悪い印象も与えかねません。

では、どうすればいいか?

最も誠実なやり方としては、プロジェクトに100万円必要ならば目標額も100万円に設定。それで60万円しか手元に残らないようならば、40万円は自分たちで何とかする、ということになります。

やっぱり、クラウドファンディングでいちばん大切にしたいのは支援者との「信頼関係」ですから。

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